人間として。
2001年3月9日昨日、心を殺して生きてみたら、案外うまく生きられた。
ずっとずっと、そうして生きていこうと思った。
そうしてしか生きられないと思った。
人の気持ちは、永遠に同じトコロにあるわけじゃない。
昨日大切だったものが、今日はゴミ箱の中。
でも、
私は、そういう風には生きられない。
昨日大切なものは今日も大切。
瞬間的に、要らないと感じても、ゴミ箱なんかに捨てない。
だって、
次の瞬間には、その要らないものは、やっぱり、大切な大切な宝物になるから。
少しぐらい汚れても、私にはゴミじゃないから。
だから、
いつも、
私だけ、置いてきぼりになる。
みんなは、
すぐ、新しいものに飛びつくけど、
私は、そんな気になれない。
あなただって、
私を、ゴミ箱に捨てたけど、
私にとっては、
捨てられても、あなたが、宝物なんだ。
私の心だけいつまでも変わらなくて、
私の周りにいる、
私の大切な宝物たちは、
みんな私をゴミ箱に捨てる。
「お前もうほんま嫌。悪いけど耐えれんから。」
って言われたよ。
一番の、
命より大切な、
宝物に言われたよ。
こんな、ゴミみたいな、
私でも、
こんな私だけど、
愛してほしかったよ。
愛されたかったよ。
私、あほやから、
永遠に愛してくれると思っていた。
あなただけは、
私を宝物にしてくれると思った。
永遠って、あるのだと思った。
あなたが、ゴミ箱から、
私を救ってくれたのに、
私はまた、逆戻り。
でも、大丈夫。
心を殺したから。
いままでも、
これからも、
永遠に変わらない心を、殺した。
一人ぼっちで生きられるように。
ゴミ箱の中で、生きられるように。
だから、ゴミ箱の外から、
「えらいやん」
って、褒めて…
「お前にしては頑張ったな」
って、褒めてよ…。
もう、二度とそのゴミ箱を振り返らないんだから。
私が捨てられてることも、
忘れてしまうんだから。
最後ぐらい、
昔の優しい笑顔、見せてよ…。
一生、ゴミ箱のなかで、一人で生きてくんだから。
いくら心を殺しても、
寂しさだけは、殺せないよ。。。
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